Mac に Parallels で Debian をインストールに失敗したメモ‥‥‥
Mac に直接 (?) 電脳 ruby をインストールすることはいったん棚上げにして、まず、Debian をインストールすることにしました。Debian だと、電脳 ruby や GTOOL といった、気象の研究に役立つツールのバイナリがあるみたいですので。
1. インストール CD イメージをダウンロード
CD に焼いて使うみたいに聴こえますが、Parallels は CD イメージを CD として認識できるようなので、実際には CD-R などはいりません。(CD-RW はインストール CD にできなかったっけ??) ここからダウンロードしました。
2. Parallels をインストール
Parallels をまだインストールしてなかった (苦笑)。まあ、難しくはありません。ちなみに、私は Virtual PC を持っているので、優待版で OK です。市場価格は 〜¥7 千 です。製造元の Runexy のサイト。 途中、プロダクトキーを要求されるのでカードを用意しておくこと。
*1
3. Debian インストールの準備
見た目わかりにくいんですが、Linux をいれるときも "Windows をインストール" と同じボタンをクリックするようです‥‥‥。すると、オペレーティングシステムの検出を要求されます。これは、インストール CD/DVD のタブを選択し、イメージファイルの選択を選び、さっきダウンロードしたイメージファイルを選べば OK です。私の Safari はデフォルトで、ホームディレクトリ下のダウンロードというフォルダに入れてくれるので、ここ(▼こんな感じ)を探ります。
▲こんな感じになったら OK。続行ボタンを押します。
次に、オペレーティングシステムを検出できませんでしたとか不安なことを言ってくるので、バージョンタブから選んでやります。その次に、仮想マシンの種類を訊いてくるので、私はカスタムでいくことにしました。
カスタマイズは、まず、CPU とメモリのオプションを訊いてきます。プロセッサ数、メモリとも、マシンの半分を割り当てることにしました。
次は、ハードディスクオプションです。‥‥‥つーか、ハードディスクなしってなんやねん? まあ、いいや、新しいイメージファイルを作ろう。
おつぎは、新しい仮想ハードディスクです。これは、マシンの 1 番目のハードディスクの半分としておきましょう。推奨の拡張可能ディスクで。「ディスクイメージを 2 GB のファイルに分割する」オプションは外しました。
次は、ネットワークの種類 ですが、推奨の共有ネットワークで。
パフォーマンスの最適化対象‥‥‥、まあ、Mac と Debian のどっちをとるか、ということでしょうが、このマシンは Debian を中心にしようと思うので、仮想マシンで。
その次は、名前と場所です。名前は Fiore, 場所はデフォルトで。‥‥‥、で、押すと、いきなり作り始めた‥‥‥。大丈夫かな。
これで、インストールの準備は完了のようです。ブートオプションのところの▼マークをクリックすると、インストールのもと (今回はイメージファイル) が選択されています。まあ、大丈夫でしょう。てなわけで、インストール開始。
4. Debian インストール
なんか簡単そうなので、"Graphical Install" を選びました。(Vinelinux の経験上は、GUI でも CUI でも難易度はかわりませんでしたが)▼それっぽい画面が出てきました。
ちなみに、この Parallels のウィンドウをマウスでクリックすると、カーソルがウィンドウに吸い込まれ (?) ウィンドウ内を選択できるようになります。Ctrl-alt を押すと、この仮想ウィンドウの外にマウスを救出 (??) することができます。慌てないでくださいね。(べっ、べつにアタシが慌てたとか‥‥‥、そんなんじゃないんだからネッ!) ともあれ、日本語を選んでスタートです。
なんかいろいろ自動でマシンの状況を調べてくれたあと、ホスト名を訊かれます。いきつけのホストバーのお兄ちゃんの名前を入れるんじゃないですよ。(わかっとるわい) とりあえず、さっきの fiore を入れておきましょうか。もしかしたら、職場から割り当てられたホスト名を入れた方がいいのかもしれない‥‥‥‥‥‥、やっぱり後者にしよう。
次は、ネットワークの設定。ネットワーク管理者からもらった情報を入れましょう。
お次はディスクのパーティショニングですが、LVM って何? と google で調べてみると: Debian:etch:LVM なるほど、面白そうですね。昔はパーティションといえば一度仕切ると動かせない壁のようなイメージでしたが、これは移動式の壁のようなものですかね。というわけで、「ガイド-ディスク全体を使い LVM をセットアップ」でいきます。
次の画面では、パーティションを作るとディスクが全部消えることが警告され、パーティションを作るディスクを選択 (確認) する画面がでてきます。要領が表示されるのでそれを確認して次にいきます。
次は、パーティションの分け方です。まあ、これは、一つのパーティションでいいでしょう。/boot も一緒なのかな? まあいいけど。
次 (▼) のは‥‥‥、何を言っているのかよくわからない。多分、それをやらねば話が進まないのではと推測し、はいをチェックして次へ。
次の画面では、パーティショニングの概要が示されました。ああ、やっぱり、/boot を分けるというのは出てきます。(同じパーティションなのかな?) あと、swap もちゃんと分かれてます。こういうのを 3 パーティションというのは変なのかな? ちょっと違うのかもしれない。
次と、次の次の画面では確認と警告がでてきて、いよいよ、ディスクパーティションの設定です。そのあと、すぐにシステムのインストールに入ったようです。ちょっと時間がかかりそうですね。
インストール途上に root (管理者) パスワードを訊かれますので、銀行の暗証番号でもいれといてください (嘘)。それと、一般ユーザの名前、アカウント名、およびそのパスワードを入力します。
次に、パッケージマネージャをダウンロードしてくるミラーサーバの存在する国 (?) を選びます。「あなたの国を選んでも最適とは限りません」とか言ってやがる。じゃあ、北朝鮮にするぞゴルァ!‥‥‥北朝鮮ないので日本にします。さらには、ミラーサーバそのものを選びます。"shimpinomori" とか謎の名前のドメインがあるので、それを選択します。*2
次はプロキシサーバの設定。これも、管理者に訊きましょう。
このあとはいろいろとインストールの模様。しばらく放っておくことにしましょう。
5. Debian インストール後篇
popularity contest なるものを実施しているようです。なるほど、ユーザがダウンロードしたパッケージの情報を適宜集めて、初期パッケージに組み込むものを選定するようですね。なんと、いんてりじぇんすな仕組みじゃないですか。というわけで、Yes で。
ソフトウェアの選択では、もとからチェックされているデスクトップ環境と標準システムに加えて、SQL データベースもチェックします。てゆーか、標準システム外してインストールできるんだろうか‥‥‥。
次は、GRUB ブートローダのインストール。デュアルブートのような感じにする場合、インストーラが Debian 以外の OS の検出に失敗すると、マスターブートレコードの変更で、OS が見えなくなったりするらしい。今回は、parallels の仮想ディスクなのであまり問題ないでしょう。というわけで、Yes です。
というわけで、ようやくインストール完了です。さあ、ちゃんと起動するかな??
ううん、どうも CUI なシングルユーザモードになっちゃいました。GUI は明日試してみることにします。とりあえずインストール終了です。